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  • 2019/03/7

    コーヒーは減点方式か。

『A FILM ABOUT COFFEE』の中で、コーヒーは、素材としてのコーヒー豆から、いかに品質を落とさないで、焙煎、ドリップの過程を踏んでいけるのかの減点方式の食品、みたいなセリフがあって、まあ、よく言われることだし、私もときどき言っちゃうんですけど、でも、なんか、映画の中で言われると、少しイラっとしてしまいます。減点方式って夢もロマンもない世界です。

現在を棚にあげて申し上げますと、私がコーヒー屋として理想としておりますのは、自分が究極においしいと思うコーヒーにしあげるために、豆の選別、焼き方、ドリップの仕方を揺れ動かしながらも固めていくことでありまして、コーヒーが減点法だなんて考えていましたら、自家焙煎のコーヒー屋などやっていられないのであります。

と、まあ、そう息巻いたところで、現実はそんなもんよ、夢もロマンもないのよ、というような声にも一理あるところでして、でも、たとえそうだとしても、コーヒー屋は決して減点方式ではありませんので、その全体には夢もロマンも見いだせると信じています。
確信を持って言えますことは、夢もロマンもない現実なんて、クソでございます。